先週の『新日曜美術館』で見た石内都さんの写真集の制作風景ドキュメントにいたく興味を持ち、写真集「ひろしま」を購入。花柄のワンピースやセーラー服、足袋など、もうすでにそのアイテムの持ち主はこの世にはいないのだが、その人たちの魂が服に宿っているよう。繊細な小花柄の模様や黒地の足袋など、見てるだけでこういう人だったんじゃないかな?とイメージさせてくれる。そして原爆を受けた衣服たちなのに、色や柄が鮮明に残っている不思議。テレビでは最初大型のライトを下にしき、係の方が服に透明感を出す手法で撮影なさっていたのだが、そ

最近再放送してる「きらきらひかる」という深津ちゃん演じる監察医のヒューマンドラマで、たしかベテラン監察医の鈴木京香さん演じる杉先生の「死んだ人はもう話すことができないから、どんなに苦しかったのか、私たちが最後の声を聴いてあげるの」というセリフがあったと思うが、それもけっこうぐっとくる。
「夕凪の街、桜の国」を借りてこようと思います。