虫も動き出す、春ですよ

kuroyorichairo2009-03-01

こないだの木曜、急にとった代休、ちょっとした気分転換になりやした。ぼおっとテレビを見ていたら、白塗りの天井をはう黒い虫が。
ゴキブリより動き遅そうでカブトムシとかクワガタの子どもみたいな成りをしたアイツ(名前不明)が上をはっていて、春だねぇとしみじみ。
休み明けの朝も外でたら顔にあたる風がなんとなくやわらかい(ささらないのね)。心地いい。
虫もめざめる、春ですよ。出会いも別れもある、春ですよ。
今日はこれからセザンヌ主義を見に行ってきます。りんごー

んで行ってきたセザンヌ主義。セザンヌだけでなく、ピカソマティス、岸田りゅうせいなどの作品も見れて得した気分。主役のセザンヌも良かったけど、岸田りゅうせいの絵が見れてうれしかった。
しかし最近は音声ガイドを聞いてる人が多いね。みんな初期の携帯電話(お弁当箱みたいの)を耳にあててる風でちょっと滑稽でした。(苦笑)。
そそくさと近美を後にして、平岸のブックカフェ「開化」で友達と合流。友達が前からお勧めしていたカフェで、やっと行けるので今日は楽しみにしとった。もと雑誌編集者の方が営まれているカフェ。本棚には松浦弥太郎一倉宏などわたしの好き系統の本がどっさりあって。緒川たまきのエッセイ集やピチカートの小西さんの本もあって、店主のセンスの良さを感じた。中でも一倉宏さんの本はなかなか売ってないので、「人生を3つの単語で表すとしたら」と「ことばになりたい」が読めて感激。ユナイテッドアローズグリーンレーベルのコピーが書かれたポスター、今も壁に貼っております。その位敬愛しております。
店内では、友達と一緒にいるのにお互い好きな本を読んでるもんだから無言になってることも多々あり。私服、至福のひとときでございます。

開化では、今日は雛祭りが近いということもあって、桜餅を作るワークショップも開かれていたので、もちろん参加。
・・・桜餅って、クレープみたいな生地のが関東風、道明寺粉を使ったもち米タイプのが関西風と違いがあるらしい。お菓子屋さんによって作り方がいろいろあるのかなーと思ってたから、そんな関東と関西で違いがあるとはつゆ知らず。それだけでも勉強になった。(たしかにお雑煮も地域性あるもんね。)ちなみに今日は関東風にチャレンジ。調理担当のやさしい笑顔のお姉さんが本当に手取り足取り教えてくれて、しかも「作り方が丁寧なんですね。お上手です」といわれて素直にうれしかったー。ほめられるとうれしいわぁ。写真はその様子。セットの抹茶ミルクといただきましたが、うーむ美味。桜餅ってこんなに簡単に作れると思わなかったからさー。そのあとも長居は続き、夜ごはんメニューの「ポトフ」も食べてきた。「ポトフ」っていい響きだな(「ぱぴぷぺぽ」の音の響きが好きなので)。あーーお腹いっぱい。ごちそうさまでした。